※11月30日:3次締切回の採択発表を受け採択数・採択率を更新しました
2022年11月26日の閣議決定を経て、次年度(令和4年,2022年)も継続することがほぼ決定した事業再構築補助金。
3次締切回の採択発表後、採択の方は次交付申請へ、不採択の場合はリベンジのチャンスが広がりましたね。
この記事では過去の採択率と予算規模を踏まえ、今後の事業再構築補助金の採択数を探っていきます。
1次・2次・3次の結果はほぼ同じ
事業再構築補助金の公式ホームぺーででは過去の採択結果について詳細が記載されていますので、ここではポイントを絞って簡潔に示しておきます。
※詳細については事業再構築補助金ホームページ(外部サイト)でご確認ください。
応募数と採択数
※3次締切採択発表を受け更新!以降、締切回に合わせ適宜追記予定
1次・2次同様、応募数のうち約10%は要件未達(添付書類等の不備)で離脱しています、もったいないですね。補助金申請は全ての書類を正確にアップしてこそ申請完了です。事業計画書の作成にで疲弊してしまい、最後の詰めが弱くなるケースは結構あるようです。
なお、これまでの平均採択率は4割は超えており、事業再構築補助金がいかに採択されやすい補助金であるかが、よくわかります。
特別枠は出せば受かる状態
次は申請類型別の採択率のみ示しています。
コロナの影響を受け大幅に売上げを落とした事業者向けの特別枠の採択率は7割超と、もはやとりあえず審査項目に忠実に答えておけば、ほぼ間違いなく採択される状態です。
別の記事でも書いているのですが、中小企業庁は今年度の補正予算(1兆1,485億円)で約55,000者の採択を予定しています。概ね1社あたり平均採択額が2,000万円(中小企業庁資料ではボリュームゾーンは1000万~1500万円と記載あり)と考えると、トータルでは概ね5万者程度の採択数になりそうです。
現在2次締切回までの採択数で約17,000者。3次締切までの採択数が約26000者。残り32回で予算消化するとなると、概ね現在のペースで採択が続くと考えられます。
グローバルV字回復枠は応募なし?
今回発表されている資料では、グローバルV字回復枠について応募者数など、基本情報の記載がありませんでした。
2次締切の際は応募自体はありませんでしたが、ゼロである旨は掲載されていました。ほとんど最初からなかったことのように扱われてますね(笑)
3次締切で採択されたらすぐに交付申請に入りましょう
採択された場合は、通常枠では採択日から14カ月以内に補助事業を終える必要があります。
これまで1次2次と採択発表が終わっていますが、交付決定の処理が相当積滞している模様です。
その一つの要因は、添付書類(特に見積もり)の不備。
こちらの記事及び動画にて交付申請に入るための準備について説明しましたのでよろしければご覧になってください。
採択されたら初めにやること
残念ながら不採択の場合は次回リベンジ!
冒頭に記載したように、3次締切で不採択の場合は、第4回第5回、これに加えて次年度の公募への応募も可能です。
僕のyoutubeチャンネルでは、事業再構築補助金の書き方のコツをアップしていますので、よろしければご覧になってください。